Houdini : SVGファイルを扱えるようにする
通常、HoudiniではSVGファイルを扱うことができませんが、
ae_SVGを導入することでSVGのインポート/エクスポートが可能になります。
https://gyazo.com/552697c1160409bdfbbb6405bc01c875
導入手順
手順1 : svg.pathをHoudiniのPythonへインストールする
Pythonで以下のコマンドを実行し、Houdiniへsvg.pathをインストール。
pip install svg.path --target Houdiniのインストール場所/python27\lib
アクセスが拒否される場合
アクセスが拒否される場合は、以下のような手順でもインストールできます。
手順1. 適当なフォルダへsvg.pathをインストール
pip install svg.path --target 適当なフォルダのパス
手順2. svg.pathをコピー
指定したフォルダの中にデータが作成されるので、これらを Houdiniのインストール場所/python27\lib の中へコピー。
https://gyazo.com/acd55fde124233e1c6369a5deb3c5b69
CドライブへHoudini18をインストールしている場合は、
C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 18.0.287\python27\lib のようなディレクトリの中へコピーします。
手順2 : HDAをHoudiniへ認識させる
GitHubのae_SVGのotlsフォルダの中にあるHDAファイルを Houdiniのotlsフォルダの中へコピーすると、 SVG_Importer, SVG_ExporterなどがHoudini上で呼び出せるようになります。
https://gyazo.com/d96eb688220df16b6e4e2baf3479bd1a
CドライブへHoudini18をインストールしている場合、
C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 18.0.287\houdini\otls のようなディレクトリへHDAをコピーします。
HDAを配置すると、Geometry階層のTABメニューにae_SVG_Import などが候補に出てくるようになります。
(HDA配置後、Houdiniを再起動する必要があります)
https://gyazo.com/3eb106fe1fdc89c81df3ff0b70e3a435
SVG_Importを使ってみる
SVG_ImportノードでSVGファイルのパスを指定すると、SVGファイルが読み込まれます。
https://gyazo.com/3b0acdf58cb82791dd3ebba0c255c404
Sceneビュー上にロードされたSVGが表示されます。
https://gyazo.com/552697c1160409bdfbbb6405bc01c875
SVG_Exportを使ってみる
SVG_Exportノードを使うと、ジオメトリをそのままSVGファイルとして出力できます。
https://gyazo.com/7c3e69c647c5bdbd89eb3a4ce06ec0ed
↓SVGファイルをAffinity Designerに入れて赤色をつけてみました。
https://gyazo.com/a6c9b46c6d5cbf6e0e1b490b73c5ddcb